ワイズクリエイティブとデジタルカメラの関係

 

ワイズクリエイティブが初めてデジタルカメラを導入したのは 2001年5月。NikonD1xが発売されるのと同時の事でした。

 

その頃すでに速報性などデジタルの利点により新聞業界ではそれまでのフィルムカメラから「NikonE3」「NikonD1」などを経てデジタルカメラへ完全に移行して いました。 D1の画素数は274万画素。一般商業印刷に使うにはB5程度までしか使えないちょっと物足りないものだったので、ワイズクリエイティブは見送って いました。  

 

程なくD1x(約600万画素)が発売されたのには油断して いたのもあって少しあわてました。  なにしろ、当時パソコンも持って いなかった上、D1xの定価は61万円。バッテリーも別売り。超広角レンズも必要。コンパクトフラッシュも256Mで1万円位して いた頃です。そんなこんなでデジタル導入には200万円ほどの設備資金が必要でした。  

 

しかし、この先デジタルカメラがフィルムに台頭するのはあきらかでしたので、なんとか資金をかき集めて導入を決定したのです。  

 

広告カメラマンの中では、比較的早い時期の導入だったと思います。  

 

ワイズクリエイティブ代表の前職が印刷製版技術者だったため、デジタルカメラを使いこなす自信がありました。画像再現の技術はその10年前となんら変わりがありません。充分な知識と技術で間違いなくキレイな印刷物に仕上げられる。そんな絶対的な自信がありました。もっというとD1xは僕の為に作られたカメラだ。なんて思ったものです。  

 

お客さまにはデジタルカメラの利点の説明、印刷仕上がりの保証をしながら半ば強引にデジタルへの切り替えを進めた結果、いままで以上によろこんで頂ける写真を最初から納める事ができたと思って います。

 

このD1xのおかげで、現在のワイズクリエイティブが在ると言ってもいいでしょう。 ほとんどのカメラマンがデジタルカメラを使用するようになった現在もなお、一日の長を実感して います。